米国プロジェクト
マネジメント協会と
認定トレーニング・パートナー(ATP)
契約を締結

年間17,000人が受講するパソコン教室 「Winスクール」・年間1500社、10,000人以上の法人研修実績を持つ「Winラーニング」を提供するピーシーアシスト株式会社(本社:京都市下京区)は、米国に本部を置く非営利団体『プロジェクトマネジメント協会(以下、「PMI」)』とAuthorized Training Partners/認定トレーニング・パートナー(以下、「ATP」)契約を締結。プロジェクトマネージャー育成事業への取り組みを開始いたします。

プロジェクトマネージャー育成事業展開の背景・目的

リスキリングでデジタル人材育成の推進が注目される中、日本国内におけるIT技術者不足は常態化しています。みずほ情報総研㈱の調査では、2030年にIT人材は最大で約79万人不足すると予測されています。また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の『DX白書2021』では、デジタル事業に対応する人材の「量」の確保状況について、特定のITスキル技術者はもとより、プロジェクトマネージャーに関しては日本国内において半数以上の企業が不足していると回答しており(図表)、これからのデジタル人材育成においてプロジェクトマネジメントに関する知識の重要度はより増していくものと思われます。

出典:IPA「DX白書2021 https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/dx_hakusho.html

このような需要の高まりに加えて、当社親会社のテクノプロ・ホールディングス株式会社(以下、「テクノプロ・ホールディングス」)の中期経営計画『Evolution 2026』の事業戦略で掲げるソリューション事業の拡充において、人材育成に対してもさまざまな取り組みを進めています。このソリューション事業拡充において鍵となるプロジェクトマネージャーの育成を強化するため、当社は米国に本部を置く非営利団体であるPMIとATP契約を締結し、PMIの認定プロジェクトマネージャー資格であるProject Management Professional(以下、「PMP®」)の公式対策講座を提供できることとなりました。

Project Management Professional(PMP®)資格とは

PMP®資格は、PMBOK®と呼ばれるプロジェクトマネジメント知識体系に基づいた国際資格であり、PMBOK®が実質的にプロジェクトマネジメントの世界標準に位置付けられていることから、世界中で広く通用するグローバルな資格です。日本においても、官公庁の入札の際にPMP®資格保有が条件になるなど、その有用性は広く知られております。なお、PMP®資格を取得するためには、PMI認定のATP企業が提供するATPインストラクターによる35時間の公式学習が必要となります。

詳しくは、Project Management Institute Japan(PMI日本支部)のウェブサイトをご覧ください。
[PMI日本支部ウェブサイト]https://www.pmi-japan.org/

今後の講座展開・計画について

今回のATP契約により、まずはグループ会社における人材育成にて年間100人のPMP®資格取得を目指し、グループの中期経営計画推進に向けた十分なプロジェクトマネージャーの育成を実施いたします。また、この取り組みで蓄積した育成ノウハウを反映し、早期に一般受講者へのPMP®公式対策講座の提供を開始する計画です。